
近代彫刻中で『考える人』はもっとも有名な作品ではないのでしょうか?とても分りやすいポーズに、作品の題名。細かい内容は他に譲るとして、良く観ると何気なく見える作品の中に計算し尽くされた技巧が封じ込まれています。
良くこの作品の前で、同じ様なポーズをして記念写真を撮る光景を良く観ます。ほとんどの人達が作品と違うポーズをしています。テレビのセットに使われているのを観ても、正確なのは半分より少ないぐらいです。
実際に、ほとんどの人が同じポーズをすることは非常に体に苦痛を感じるのではないでしょうか?作品のように体を鍛えた人でも、数十分でも静かに瞑想に耽ることは難しいと思います。体の硬いわたしは、一瞬同じ格好をするのがやっとで写真を撮ってもらう暇もありません。その瞬間でも、苦痛で頭は真っ白で瞑想どころではありません。
![]()
ロダン『考える人』ブロンズ像\40,950