エーロ・アールニオ
EERO AARNIO
1932年フィンランド・ヘルシンキ生まれ
1954年から1957年 THE INSTITUTE OF INDUSTRIAL ARTS OF HELSINKI で、工業デザイン・インテリアデザインを学び、1962年ヘルシンキに自分のスタジオを開く。
作品は1968年にアメリカのインターナショナル・デザイン・アワードの受賞に輝いたPASTIL CHAIRやBALLCHAIRなど。超未来的なデザインで世界に多くのファンを作り上げてきた。
Adelta(アデルタ) ポニー
商品価格:441,000円(税込)
W66×D109×H90(SH54)cm
■スチールパイプ・フレーム
■ウレタンフォーム、アクリル製張り地
椅子は、椅子.... 人間工学的に間違っていなければ、シートは必ずしも形にこだわる必要はないのです。それは何であってもいいのです。このポニーのように、シートが小さく、柔らかくてもいいのです。またがったり、横に座ったり、自分の好きなポーズで座ることができるのです。もちろん子供たちは、このポニーが大好きです。伝統的な形からはずれたこの椅子が、大きなおもちゃのように見えるからだと思います。しかしおもちゃではなく、椅子のポニーを創ろうとしたのです。そのため大きさは、大人のサイズです。特色ある形態と、柔らかな布とシートの感触は、今まで経験したことのない、ファンタジーの世界へと導いてくれるでしょう。成型ウレタンフォーム製の本体に脚と耳がパイプ製のフレームでつながっており、全体を伸縮性の布で張り包んでいます。
Adelta(アデルタ) ティピ
商品価格:372,750円(税込)
W93×D70×H79cm(SH58cm)
スチールパイプ・フレーム、ウレタンフォーム、TONUS2000張り地
シートは石でも切り株、鞍でも何でもいいと思います。私がデザインするときその自由さがよりいっそう“想像力”をふくらませます。 『ティピ』もその発想から生まれました。新しいものをデザインするときに大切なことは、“自由な創造性”だということです。
フィンランド人デザイナー、エーロ・アールニオが独立後初めてデザインした作品がこの「ボールとても40年前にデザインされたものとは思えない、宇宙的で前衛的なデザインはモナコのグレース王妃ら多くのセレブリティを魅了しました。デザインの素晴らしさもさることながら、周囲の音を70%も遮断し、自分の空間を作り出せるのもポイントです。
初期のデザインは、1954年に自分で編んで作った、籐の製品でした。1960年には、すべての製品を籐で手がけるようになり、香港のメーカーとジョイントしたのです。
70年代になって、初めてプロトタイプとしてファイバーグラスを作り始め、90年代の終わりになり、初めてファイバーグラスで実際の製品を製造し始めたのです。籐の製品は、アメリカにおいても、マッシュルームと名付けられ、新しくファイバーグラスになってからも、同じ名前で呼ばれているのです。
フェラーリや、メルセデスで名高いフォーミュラーカーは、ドライバーの片側に非常に幅の広いアームレスト(右席には右に、左席には左に)があり、側面から見ると高いヘッドレストが見えます。車輪を取り外すと残ったものは、ずばり、“ファーミュラ・チェア”そのものです。アイデアはもちろん私の好きな”フォーミュラーカー”です。底部に、少し丸みをつけ、くつろぐために、ロッキングができるようにしてあります
「PASTIL CHAIRに大きな肘掛と背もたれを付けたら…」という考えから生まれたトマトチェア。
正面からこのチェアを見たときの左右に大きな丸を持ったフォルムが英文字綴りの『TOMATO』 のように見えるところから、この名が付けられました。
パスティルチェア同様、屋外でのフレキシブルな使用に耐えうるFRPを使用しています。
BALL CHAIRに座っていたとき、その内側に照明があったらいいと思い、色々思いをめぐらせておりました。ある時、透明なボールを思いつきました。そうすれば、光はどちらからも可能になります。
それを可能にする材料としてアクリル樹脂がありました。この材料は加熱して、石鹸の泡のように膨らませ、成型することができます。ドーム型の天井の明り取りがこの方法で作られる事を知っていましたが、問題は半球体より大きなバブルが技術的にできるかどうかでした。 答は“YES”でしスチールリングを作らせ、バブルを吹かせ、クッションを取り付ければ、椅子は出来上がりました。
1968年にアメリカのインターナショナル・デザインアワードに輝いた、アールニオ作品の中でも特によく知られた存在です。『甘く小さなお菓子』からアイディアを得た、可愛いらしいフォルムを持ったこのチェアは、屋外での使用にも耐えられるもので、耐水性にも優れているので水の上に浮かべてしまうことも可能です。比較的床に近い、低いシートの高さは、座る人を
安心させ、リラックスな気分へと導いてくれます。
常に身の回りのもの、特に自然、建物、物体などを一定の尺度から離れてみることを心がけてきました。
そうする事で、大きなものは、小さくても成り立ちそうですし、またその逆もありえます。 この事から、小さな金属のビスがテーブルとしての機能を発揮することもできるわけです。
ねじの部分が太いテーブルの脚で、ねじの頭がテーブルの広い天板です。
単に尺度が変わっただけで、こんな事もありえるのです。テーブルが ねじの形をしている事自体、製品に付加価値を与え、あなたの想像力を掻き立てるのです。巨人の国では、たった1インチの背丈の人間のようであり、そこではねじでさえ、ほとんどあなたと同じサイズです。
エーロ・アールニオデザインのテーブル。アールニオが産み出した一連のFRP製チェアとのつながりを感じさせるシンプルかつ有機的なデザインが魅力です。